【注意】寝ても寝ても眠い高校生はナルコレプシー?症状と診断基準

【注意】寝ても寝ても眠い高校生はナルコレプシー?症状と診断基準病気

成長期で若い高校生が寝ても寝ても眠いと感じる場合「ナルコレプシー」を発症している可能性があります。

ナルコレプシーは睡眠障害の一種で、日中帯の活動に大きく影響を及ぼすため、学生時代ならではの大切な経験を奪い、社会人への成長を阻害する可能性があります。

ナルコレプシーは危険です。最悪の場合、脳が起きているのに体が眠っている状態になり、急に体の力が抜けて倒れてしまうと言った危険な状態になってしまうこともあります。

でも大丈夫です!以前、テレビでも放送されていましたが、ナルコレプシーは治療すれば治すことができます!

そこで今回は、寝ても寝ても眠い高校生に潜む「ナルコレプシー」の症状と診断基準をご紹介します。

この記事は以下の人におすすめ
・寝ても寝ても眠いと感じる高校生の人
・寝ても眠い原因が「ナルコレプシー」であるか確認したい人
・ナルコレプシーについて知りたい人
・ナルコレプシーの診断基準を知りたい人

寝ても寝ても眠い高校生のナルコレプシーとは

寝ても寝ても眠い高校生のナルコレプシーとは

ナルコレプシーとは、日中帯に「耐えがたい眠気」あるいは「居眠り発作」が反復して起こる中枢性過眠症に分類される代表的な病気です。

また、睡眠・食事・運動が規則正しく行われていても発症してしまうため、精神的・肉体的な問題だけが原因とは言い難い一般的に判断が難しい病気とされています。

ナルコレプシーの特徴として、朝の起床時の目覚めは通常通り問題ないが、昼前から午後にかけて眠気が強まっていく傾向が挙げられています。

好発年齢については、10代から20代前半に集中しており、特に、思春期である14~16 歳にピークがあることから、成長期の中学生から高校生に発症しやすいとされています。

世界の中で、日本人の有病率が最も高く、0.16%(600 人に 1 人)と言う報告があります。

参考:ナルコレプシー概要 – 睡眠障害治療ガイド

ナルコレプシーの症状

ナルコレプシーの症状

ナルコレプシーが発症すると日中帯における眠気により、思考・判断・行動力が失われてしまいます。

その結果、中・高校生時代の「学習」や「運動」における活動を阻害するだけでなく、「恋愛」「交流」と言った人間関係の学ぶ機会を損失する可能性があります。

以下に、上述した事象の引き金となるナルコレプシーの主な症状をまとめました。

耐えがたい眠気

耐え難い眠気あるいは居眠り発作が反復する状態が三ヵ月以上慢性的に持続します。

上章で記述している通り、朝の眠気は関係なく、昼前から午後にかけて強度の眠気を断続的に感じる傾向にあるようです。

居眠りした際は、5~15分程度の睡眠を行った後、眠気がスッキリすることもありますが、数時間のうちに、再度、強い眠気を生じて眠ってしまいます。

情動脱力発作

強い情動的な刺激が加わった際に、がくんと力が抜ける発作を起こす場合があります。

ナルコレプシーの症状の度合いによっては、情動脱力発作が起きない場合もありますので、情動脱力発作がないからと言ってナルコレプシーでないと判断しないようにしてください。

強い情動的な刺激として、「怒った時」「大笑いした時」「びっくりした時」などが挙げられます。

脱力症状として、眠くない状態の時に、膝or下肢全体ないし腰から崩れ落ちたり、口元に生じて呂律が回らなくなったり、開眼できないなどの状態になります。

数秒~1分程度で収まる傾向にありますが、1分以上続いた場合は、心理的要因も視野に入れる必要があり、今までに10回以上脱力発作が発生した場合は、ナルコレプシーである可能性が高いと言われています。

睡眠麻痺

入眠時や眠気を感じた時に、重いものがのしかかってくる感じ、体が動かせなくなる(金縛り)、周囲に人の気配(ないしは人影)を感じることがあります。

過度の疲労、睡眠の質が悪い、不規則な生活習慣である場合などにも同様の症状が発生する可能性があるため、睡眠麻痺によりナルコレプシーであると判断するのは難しいとされています。

入眠時幻覚

明瞭な幻視、錯視(多くは人影、動物など)、浮遊感、幻聴様体験が生じることがあります。

ナルコレプシーの場合は、日中帯の「居眠り」の際にも夢を見ているケースが多いので、入眠時幻覚を感じる可能性が高くなっていると言われています。

これらの症状は、稀に、寝起きの際にも出現することがありますが、あくまでも夢で体験する内容となりますので、現実で発生するものではないことにご注意ください。

参考:ナルコレプシーガイドライン – 日本睡眠学会

ナルコレプシーの診断基準

ナルコレプシーの診断基準

ナルコレプシーは他の病気と症例が重複するため、いくつかの問診と検査を繰り返すことで、時間をかけて判明していくしか方法がないので、セルフチェックでの判断はとても難しいです。

そのため、一般的にナルコレプシーのセルフチェックとして、「何らかの睡眠障害を患っている」ことを診断するための「エップワース眠気尺度(JESS)」を用いることが多いです。

エップワース眠気尺度(JESS)により、採点結果が11点以上の場合は、睡眠障害の可能性があると判断できます。

上述した通り、何らかの睡眠障害を患っている可能性を評価するテストとなりますので、このテストで悪い結果となったからと言って「ナルコレプシー」と判断しないようにしてください。

参考:エップワース眠気尺度(JESS) – 日本睡眠学会
※9ページの表2

寝ても寝ても眠い高校生の病気は見分けづらい

寝ても寝ても眠い高校生の病気は見分けづらい

高校生の寝ても寝ても眠い症状は、病気であるかの判断が非常に難しいです。

思春期である中学・高校生は、細かいところが気になり、抵抗や反発が多い時期でもあるため、体に対する異変に対して、正確な情報を手に入れることが非常に難しいからです。

思春期は心を通わせることも難しいため、強がりで我慢していたり、迷惑をかけたくないなどの優しにより、中学・高校生の「本当の声」を聞くことはほぼ無理であると考えられます。

だからこそ、普段から聞くのではなく見ることを心掛けて、察することが重要となってきます。

寝ても寝ても眠い症状は、すぐ眠ろうとする行為を伴うため、分かりやすい子供に起こっている異変のサインです。

若い10代の子供のために何ができるのか、言い訳して終わるなんて最悪なケースにならないためにも、子供の成長する姿に隠れたサインを見つけて、愛情を表現していきましょう

その他の関連する病気

error:
タイトルとURLをコピーしました