頭の体操クイズ – File.037
タイトル:身近に潜む違和感
難易度 :初級
タイプ :注意力
所要時間:5分
出題元 :意味が分かると怖い話
問題

[問題]
ひとり暮らしの女性は、定常化しつつある残業のため夜遅く帰ってきた。いつものようにエレベーターを降り、玄関のカギを開けて家へと入っていく。
「ただいま」
ひとり暮らしだが必ず言うようにしている。もちろん、返事はない。そして、彼女はトイレへ行き、便座をおろし用を足そうとした時に、ハッとなり慌てて、トイレの内側のカギを掛けて、警察へ連絡した。
彼女は、なぜ、警察へ連絡したのだろうか。
[補足]
・家には誰もいなかった。
ヒント
文章に書かれている事象の成り行きをイメージして時系列で追ってみる。
この物語の主人公が女性であることに注目してみる。
解答
[正解]
トイレの便座が上がっていたことから、知らない間に誰かが家に入ってきていたことが分かったため。
[補足]
女性ならすぐにでも分かりそうな問題ですね。
トイレに行った時に便座を下ろして用を足していることから、トイレに行ったときには便座が上がっていたことが分かります。
女性の場合、トイレのフタは開けても、便座を上げる必要はありません、便座を上げる必要があるのは男性です。(現代では男性も座りションの可能性がありますが。。)
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次の問題は「中級編:魅了するミスリード」です。
物語を面白くするミスリードは、読み進めていく内に生まれてくる先入観を利用して、書かれていない事象を先入観で補完させ、間違った認識を刷り込ませていくテクニックです。
このミスリードを見つけることで、答えを導き出していく内容となっています。
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File.036 – 中級編:柔軟性を削ぐ数学的思考
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