頭の体操クイズ – File.022
タイトル:考えてみれば多様性
難易度 :中級
タイプ :見抜く力
所要時間:10分
出題元 :microsoft社 面接問題
問題

[問題]
一つの家の中に、「区別のつかない3つの白熱電球が配置されている部屋」と「それぞれの電球のスイッチが配置された部屋」がある。
互いの部屋を見るには、部屋を出ないと見ることができない状況の中、1度の部屋の移動で、どのスイッチがどの電球のものであるかを知るためにはどのようにすればよいか。
[補足]
・特になし。
ヒント
2つの電球の場合なら、片方の電球だけを付けていけば分かるが、3つとなると電球が付いているor付いていないだけでは、それぞれの電球に対するスイッチの判別ができない。
と言うことは何か別の特徴を捉える必要がある。
白熱電球には電気が付くor付かないだけしか特徴が無いのだろうか。
解答
[正解]※前提:スイッチを左からA、B、Cとする。
スイッチのある部屋から検証を開始する。
1つ目の電球のスイッチ(A)を押す。
2つ目の電球のスイッチ(B)を押し、数時間後に電球を消して、電球のある部屋へ移動する。
光っている電球がスイッチ(A)、光っていないが熱い電球がスイッチ(B)、光っていないし熱くない電球がスイッチ(C)となる。
[補足]
今でも密かに利用されている白熱電球は、時間が経てば経つほど、熱を持ち、長時間経過した白熱電球は火傷するほどの熱を持つ。電球はただ光るだけの特徴しかないのではなく、熱を持つと言う特徴もあるのです。
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次の問題は「上級編:巧妙な論点のすり替え」です。
会話とは長くなればなるほど、脱線して話の本筋が徐々にずれていき、何の話をしているのか見えてこなくなるもの。そんな会話の本筋を見逃さず冷静に筋書きを立てていく事で、答えを導く内容となっています。
■次の問題
File.023 – 上級編:巧妙な論点のすり替え
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